小澤公平我が人生に悔いなし

父母の足跡をたどる

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母、義弟の死を悼む

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母は、子供たちは勿論のこと、父方の親戚兄弟にもやさしい人でした。写真は、昭和18年新婚ほやほやの頃の巣鴨の二階です。この部屋で父は大都映画やムーランの本を書いていました。おばあちゃん、母弥生、そして父の作家仲間です。

巣鴨にて

旅をして おぼろの月を 仰ぎしに 義弟(おとと)の逝くを 知らぬがままに

弥生

春うらら 良い人ぞ 逝く 十三夜

弥生             一九八七年四月十四日

十三夜の月に送られて誠之輔さんは、お孫さんを九人も置いて逝きました。良い人でした。 有美の結婚式にも来て下さった笑顔が忘れません。

旅をして 今日は卯月の十三夜  義弟の逝くを 知らぬが情けよ

弥生

一九八七年四月十四日

夢生、有美、まゆみといっぺき湖に泊まりました。楽しい日で月を眺めました。伊豆から帰って来て誠之輔さんの訃報を聞き知らなかったことも情けと思ふ

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Written by 小澤公平

2012年12月17日 at 4:18 PM

人よやさしい愛の種を散こう

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母はいつも、本当に悲しい時は涙は出ないよ、これが口癖でした。写真は、ムーラン時代、自殺娘というタイトルで撮ったと話してくれた、写真です。

母09自殺する女

人よやさしい愛の種を散こう

 

人は美しいものをもとめながら

醜い心をもっている

偉い人はにこやかに(怒りをかくし)

正直な人は怒りをあらわす

力のある人は弱い者いじめ

弱い者は弱さに甘える

誰もが自分の心をかくし

何かうまいことを云う

犬がしっぽを振るように

 

人はいつも豊かなものをもとめながら

貧しい心で暮らしている

有りあまる人は物をかくし

ない人は有る振りをする

利巧者はそっと懐をこやし

馬鹿な人は一生懸命働く、ただ!

誰もが自分をそっとなぐさめ

おかしくもないのに笑う

小鳥が歌うさえずりのように

 

人が本当の悲しみを知った時

心は静かに頭は刃物のよう

空がどんなに澄んでいても

サルビヤが咲きみだれていても

戸びらを開くことは出来ない

富める者も貧しい人も

その時、嘘のない世界を知る

炎と燃ゆるカマドの中で

 

人よやさしい愛の種を散こう

生あるうちに

明るい陽の中で

楽しさいっぱいに

幼い子供のように

 

弥生

昭和53年12月27日書く

Written by 小澤公平

2012年12月5日 at 12:05 PM

カテゴリー: 市川弥生

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弥生の一言(1)

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母はよく一言をチラシの裏に書いた。そして、壁に貼ったりした・・・写真はムーラン時代18歳

母01a

言葉は気をつけよう

一言が敵を作り

一言が味方を作る

いつも人を愛する心を

大切に育てよう

花のようにきれいに

弥生

 

1988年12月9日

Written by 小澤公平

2012年12月2日 at 9:37 PM

カテゴリー: 市川弥生

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